不倫調査とは?何がわかるか・浮気調査との違い・探偵の選び方まで整理
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配偶者の不倫を疑って「不倫調査」を調べている——その段階の方に向けて、この記事を書いています。調査で何がわかるのか、浮気調査と何が違うのか、いくらかかるのか、そもそも頼むべきなのか。
結論から言うと、不倫調査でわかるのは*「いつ・どこで・誰と・どれくらい」という行動の事実*と、それを裁判や交渉で使える形にした記録(報告書)です。気持ちの白黒をつけてくれる魔法ではありませんし、頼まないほうがいい状況もあります。
この記事では、不倫調査の中身を順番に種明かしして、頼むかどうかを落ち着いて決められるところまでご案内します。費用の詳細や証拠の集め方など、深掘りが必要なところは、それぞれの専門記事へつなぎます。
先に結論:不倫調査で「わかること」と「わからないこと」
まず全体像です。
✓ ここが要点
不倫調査でわかるのは、行動の事実です。対象者がいつ・どこへ行き・誰と会ったか。相手と2人でホテルや自宅に出入りした日時と滞在時間。その様子の写真・動画。これらが時系列の報告書にまとまり、慰謝料請求や離婚調停・裁判の材料になります。逆に、本人の気持ち・会話やLINEの中身・過去にさかのぼった事実は、探偵の調査ではわかりません。「何がわかる調査なのか」を先に知っておくと、頼むかどうかの判断も、頼んだあとの満足度も変わります。
「わかること」が自分の目的(慰謝料請求・離婚・やり直しの話し合い)に合っているか。ここが最初の分かれ道です。
不倫調査と浮気調査は、何が違うのか
言葉の整理を先にしておきます。
探偵社の実務では、不倫調査と浮気調査はほぼ同じ調査です。どちらも対象者の行動を追い、異性との接触や宿泊の事実を記録します。調査のやり方も、出てくる報告書も変わりません。
使い分けるなら、「不倫」は結婚している人が対象という含みが強く、慰謝料請求や離婚を見据えた文脈で使われやすい言葉です。そして法律の場面で意味を持つのは、不倫でも浮気でもなく「不貞行為」(配偶者以外との性的関係)という言葉です。キスや食事がどこまで入るのかというラインは、不貞行為のラインの記事で最高裁の定義から整理しています。
つまり、「不倫調査」という名前のプランを探す必要はありません。見るべきは名前ではなく、不貞行為の証拠が取れる調査かどうかです。
不倫調査で何がわかるか:報告書に載るもの
調査の成果物は、調査報告書です。ここに載るものが「わかること」のすべてです。
- 行動の記録 → 対象者が何時にどこへ移動し、誰と会ったかの時系列。
- 接触・宿泊の事実 → 交際相手とみられる人物と2人でホテル・自宅に出入りした日時と、滞在時間。
- 写真・動画 → 出入りの場面を中心とした撮影記録。顔と場所が分かる形で残ります。
- 調査の条件 → いつ・何名で・どんな方法で調査したかという調査自体の記録。
宿泊をともなう出入りが複数回記録できると、不貞行為の証拠として強くなります。どんな報告書だと裁判で使えるのか、様式や記載の実例は調査報告書の記事にまとめています。
逆に、探偵にもできないことがあります。相手のLINEやスマホの中身を見る、会話を盗聴する、気持ちを確かめる——これらは調査ではわからず、方法によっては違法です。
探偵はどうやって調べるのか:方法と流れ
探偵が使える方法は、法律(探偵業法)で「聞込み・尾行・張込み」と決まっています。ドラマのような特殊な手段ではなく、この3つの組み合わせです。
無料相談・見積もり
状況と目的を伝え、調査の設計と総額の見積もりを取る。匿名で相談できる社も多い
契約(重要事項説明)
料金・経費・解約の条件を書面で確認してから契約する
調査の実施
相手が動きそうな日に合わせて、尾行・張込みで行動を記録する
報告
時系列の報告書と写真・動画を受け取る。以後の対応(弁護士相談など)を検討する
このとき、GPS発信器を勝手に取り付ける・盗聴器を仕掛けるといった方法は、探偵であっても違法になりえます。「GPSで確実に追跡」をうたう社を避けるべき理由でもあります。自分で証拠を集める場合の合法・違法の線引きは自分で証拠を集める記事に、相談から報告までの各ステップで確認すべきことは依頼の流れの記事にまとめています。
不倫調査の費用の目安
費用は調査の規模(人数 × 時間 × 日数)で決まります。時間料金型なら、調査員1名・1時間あたり6,000〜15,000円が目安。2名で1日4時間、3日間(合計24時間)なら、経費込みでだいたい17万〜41万円くらいが目安になります。
総額を左右する最大の要因は、相手が動く日をどれだけ絞れるかです。当てずっぽうで日数を重ねるほど費用はふくらみます。料金体系(時間制・パック・成功報酬)ごとの仕組み、実際の4社の公開料金、見積もりの読み方は浮気調査の費用の記事で、期間別の試算は1ヶ月頼んだ場合の記事でくわしく整理しています。
不倫調査が向いている場合・向いていない場合
不倫調査は、誰にでも勧められるものではありません。正直に書き分けます。
向いている人
- 慰謝料請求や離婚(調停・裁判)を見据えていて、裁判で使える形の証拠が必要な人
- 相手が不倫を否認していて、事実を確かめないと次の判断(続けるか・別れるか)ができない人
- 自分で調べる方法が違法にならないか不安で、安全に記録を残したい人
向いていない人
- 相手がすでに不倫を認めていて、その内容を書面(自認書など)にできている人(調査より弁護士相談が先です)
- 法的な手続きをする予定がなく、気持ちの白黒だけをつけたい人(証拠を見ること自体がつらい選択になることがあります)
- 費用を貯金の限界まで使ってしまう人(調査後の弁護士費用や生活の資金がなくなると、証拠を活かせません)
向いていない場合に当てはまった方は、まず公的な窓口(法テラス・配偶者暴力相談支援センターなど)や弁護士の無料相談を先に使ってください。調査はいつでも頼めます。
不倫調査の探偵は、どう選ぶか
頼むと決めたら、選び方です。名前の印象や「成功率○%」の宣伝ではなく、確かめられる事実で選びます。
- 届出番号を確認する。 → 探偵業の届出番号が公式サイトか店頭の「標識」で確認できるか。2024年4月から標識の掲示は原則の義務です。
- 料金の出し方を確認する。 → 単価だけでなく、経費(車両・機材)が込みか別か、途中で解約したらどうなるかまで書面で出るか。
- 行政処分を確認する。 → 警察庁の統計では、令和7年中に全国で19件の指示処分が出ています。県によっては公安委員会の公表ページで社名を確認できます。
この3点を1社ずつ確かめるのは手間なので、当サイトでは大手の探偵社を届出・料金開示・処分歴の同じ物差しで並べた探偵社の情報開示スコアを公開しています。悪質な社の典型的な手口は悪質な業者の見分け方の記事で確認できます。
そのうえで、大手に直接聞いてみたい場合は、実額の料金公開と拠点の届出を当サイトで確認できた社から始める方法もあります。
よくある質問
不倫調査と浮気調査は何が違うのですか?
探偵社の実務では、ほぼ同じ調査を指します。どちらも対象者の行動を追い、異性との接触や宿泊の事実を記録する調査です。使い分けるなら、「不倫」は結婚している人が対象という含みが強く、慰謝料請求や離婚を見据えた文脈で使われやすい言葉です。法律の場面で意味を持つのは「不貞行為」(配偶者以外との性的関係)という言葉で、調査の名前がどちらかで結果が変わることはありません。
不倫調査では何がわかりますか?
中心になるのは行動の事実です。対象者がいつ・どこへ行き・誰と会い・どれくらいの時間を過ごしたか。相手と2人でホテルや自宅に出入りした日時と滞在時間。その様子の写真や動画。これらが時系列の報告書にまとまります。一方で、本人の気持ちや会話の中身、LINEの中身などは、探偵の調査ではわかりません(勝手に見ることは違法になりえます)。
不倫調査の費用はいくらくらいですか?
時間料金型なら調査員1名・1時間あたり6,000〜15,000円が目安で、2名で1日4時間・3日間(合計24時間)なら経費込みでだいたい17万〜41万円くらいが目安です。総額は「相手が動く日をどれだけ絞れるか」で大きく変わります。料金体系ごとの仕組みと見積もりの読み方は、費用の記事でくわしく整理しています。
探偵に頼まず、自分で調べてもいいですか?
できる範囲はあります。ただし、相手のスマホを勝手に見る・GPSを勝手に取り付けるといった方法は、違法になったり、集めた証拠がかえって使えなくなったりするリスクがあります。裁判や交渉で使える形の証拠(ホテルへの出入りの写真など)を自分で撮るのは現実には難しいので、決定的な場面の記録は探偵、周辺の記録は自分、という分担が現実的です。
不倫調査を頼む探偵は、どう選べばいいですか?
見るのは3点です。探偵業の届出番号が公式サイトか標識で確認できるか。料金の出し方(単価・経費・解約の条件)がはっきりしているか。行政処分を受けていないか。名前の印象や「成功率」の宣伝ではなく、この3点を確認できる社から選ぶと失敗しにくくなります。当サイトでは大手をこの物差しで横断比較した情報開示スコアを公開しています。
まとめ
- 不倫調査でわかるのは「いつ・どこで・誰と・どれくらい」という行動の事実と、その記録(報告書)。気持ちや通信の中身はわからない
- 浮気調査との違いは言葉の含みだけで、調査の中身は同じ。法律で意味を持つのは「不貞行為」
- 方法は法律で決まった尾行・張込み・聞込みの組み合わせ。GPSの無断設置などをうたう社は避ける
- 費用は規模で決まる。時間制で1名1時間6,000〜15,000円、2名×4時間×3日で経費込み17万〜41万円くらいが目安
- 向いていない状況(相手が認めて書面化済み・法的手続きの予定なし・資金の限界)なら、調査より先に弁護士や公的窓口へ
- 選ぶ物差しは、届出番号・料金の出し方・行政処分の3点
証拠として何が強いのかは不倫の証拠の記事、費用の詳細は浮気調査の費用の記事が次の一歩になります。決めるのは今日でなくて大丈夫です。まずは「わかること」が自分の目的に合っているかを、この記事で確かめるところからで十分です。
参考情報
- 探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov法令検索・第2条「聞込み、尾行、張込み」の定義)
- 警察庁生活安全局「令和7年中における探偵業の概況」(届出数・行政処分の統計)
- 警察庁「探偵業について」(届出制度の公式案内)
- 消費者ホットライン188・警察相談専用電話#9110(公的な相談窓口)
- 各探偵社の公式サイト(料金・届出番号の記載)
※この記事は、公開されている一般的な情報を整理したものであり、個別の法的判断ではありません。慰謝料や離婚手続きの個別の判断は、弁護士にご相談ください。料金や各社の運用は変わることがあるため、最新の情報は各公式サイトで確認してください。
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