生き別れた家族・肉親を探したい|探偵に頼める人探しと、再会の前に考えたい相手への配慮
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幼い頃に別れたきり会えていない親。事情があって離れ離れになったきょうだい。養子に出された、あるいは養子に迎えた実の親子。年賀状のやりとりが途絶えたまま、何十年も音信不通の親族——。もう一度会いたい、せめて元気でいるかだけでも知りたい。そんな願いを抱えて、このページを開いた方が多いと思います。
結論から言うと、人探しは探偵の中核の業務です。過去の住所や共通の知人などの手がかりから、その人が今どこにいるか(所在・存命か)を確かめる調査を行えます。
ただし、手がかりが少なかったり、別れてからの年数が長かったりするほど、調査は難しくなります。また、戸籍や附票を代理でたどる手続きは、弁護士や行政書士などの士業の仕事で、探偵はできません。
そして、いちばん大切にしたいのが、再会のときの配慮です。長い時間が経っていると、相手にも今の生活や事情があり、会いたくない・そっとしておいてほしいと考えていることもあります。探偵ができるのは所在を確かめるところまでで、会うかどうかは、あくまで本人同士のことです。
この記事では、探偵に頼める人探しの例、自分でできること、探偵にできること・できないこと、再会の前に考えたいこと、費用の目安までを、公開情報ベースで正直に整理します。
! ここに注意
先にお伝えしたいことがあります。
もし探している相手が、DVや虐待から逃れるために身を隠している家族や、すでに関係の切れた交際相手である場合、探偵はその人探しを引き受けられません。安全のために身を隠している人を追う調査は、ストーカーやDVの防止の観点から、受けられないものとされているためです。
人探しは、「会いたい」という思いがあっても、相手の安全や気持ちを損なう形では行えません。この記事は、あくまで穏やかな再会を願う方に向けたものとして読んでください。
先に結論:まず手がかりを整理し、再会は相手の気持ちに配慮して
✓ ここが要点
生き別れた家族・肉親を探すときの、大きな流れです。
手がかりの整理 → 過去の住所、共通の知人、卒業名簿、写真、当時の事情などを、まず自分で書き出す。ここが調査の土台になる 所在の確認 → 自分では行き詰まったら、探偵の人探しで「今どこにいるか」を確かめる。戸籍・附票の代理取得は士業の役割で、探偵はできない 再会は慎重に → 見つかっても、いきなり訪ねない。手紙などでワンクッションを置き、相手の気持ちを確かめる。会うかどうかは本人同士のこと
つまり、探偵が担うのは「所在を確かめる」ところまで。会うかどうか、どう関係を結び直すかは、ご本人と相手の気持ちにゆだねられます。
どこに頼むか迷う段階なら、会社ごとに料金や届出の開示ぶりを先に見比べておくと選びやすくなります。探偵社の情報開示スコアを入口にする方法もあります。
探偵に頼める「生き別れ・肉親再会」の例
人探しの中でも、次のような再会を目的とした調査は、多くの探偵社が扱っています。
- 幼い頃に別れた親、または子を探したい
- 事情があって離れ離れになったきょうだい・親族と再会したい
- 長く音信不通になっている親族の、今の所在や存命を知りたい
- かつて世話になった恩人に、もう一度お礼を伝えたい
いずれも、「相手に危害を加えない・穏やかな再会を目的とする」ことが前提です。この目的であれば、探偵の人探しの対象になります。
まず、自分でできること(正攻法)と、戸籍の壁
探偵に頼む前に、自分で整理・確認できることがあります。むしろ、ここが充実しているほど、その後の調査は進みやすくなります。
- 相手の名前、生年月日、当時の住所、通っていた学校
- 共通の知人、親戚、当時の勤め先
- 手元にある写真、手紙、卒業名簿などの資料
- SNSや同窓会の名簿でたどれないか
一定の範囲であれば、自分や親族の立場で、戸籍やその附票(住所の移り変わりの記録)をたどれる場合もあります。ただし、ここには壁があります。
✎ 私の調査メモ
戸籍・住民票の代理取得は、弁護士・行政書士・司法書士などの士業が、職務上必要な場合に限って請求できるものです。探偵は、報酬を得て戸籍や住民票を取得することはできません(大手の探偵社も、戸籍謄本・住民票の取得は受けないと公式に明示しています/2026年7月確認)。
探偵の役割は、こうした書類でたどれなくなった先を、聞き込みや過去の情報の照合といった実地の調査で、所在まで確かめるところにあります。
自分で調べられる範囲を尽くしても行き詰まる。手がかりが古く、年数も経っている。そうしたときに、次の探偵の調査が選択肢になります。
探偵の調査でわかること
生き別れ・肉親再会の人探しで、探偵が確かめられることは、たとえば次のような内容です。
- 相手が今どこに住んでいるか(所在)、存命かどうか
- 連絡を取れる可能性のある手がかり(無理のない範囲で)
原一探偵事務所は、人探し・行方調査を50年ほど手がけ、全国に拠点を持ち、家族の再会につながった事例を掲げています(各社公式・2026年7月確認)。手がかりの少ないケースや、年数の経ったケースの相談先として選択肢になります。
ただし、探偵にも守るべき線引きがあります。次の章で整理します。
見つかったあと──再会の前に、考えたいこと
所在が分かったときが、いちばん心の動く瞬間だと思います。だからこそ、少しだけ立ち止まってほしいのです。
! ここに注意
長い時間が経っていると、相手にも今の家族や生活、事情があります。会いたいと思ってくれているとは限らず、そっとしておいてほしいと考えていることもあります。
いきなり自宅を訪ねたり、突然連絡したりすると、相手を驚かせ、かえって心を閉ざさせてしまうことがあります。手紙などでワンクッションを置き、こちらの思いを伝えたうえで、相手の気持ちを確かめる——そんな穏やかな進め方をおすすめします。
探偵ができるのは、所在を確かめるところまでです。相手に代わって接触したり、会うように働きかけたりはしません。会うかどうか、どう関係を結び直すかは、あくまで本人同士のことです。この配慮こそが、再会をよいものにするいちばんの近道だと考えています。
探偵が引き受けられない人探しもある
人探しには、探偵が受けられない依頼があります。ここを正直に説明してくれる会社を選んでください。
- DVや虐待から逃れるために身を隠している家族を、追う目的で探すこと
- すでに関係の切れた交際相手の居場所を突き止めること
- 出自・国籍・病歴などをめぐる、差別につながりかねない調査
- 特別養子縁組などで戸籍上のつながりが秘匿されている実親を探す場合は、とくに慎重な配慮が要り、まずは養子縁組を扱った専門機関や弁護士への相談が先になります
いずれも、相手の安全や意思、福祉を損なわないため、という理由からです。人探しは、探す側の気持ちと同じくらい、探される側の立場を大切にする調査だと考えてください。
費用の目安
人探しの費用は、持っている手がかりの量と、別れてからの年数で大きく変わります。手がかりが多く、年数が浅いほど抑えられ、少なく古いほど高くなる傾向があります。
✎ 私の調査メモ
公開されている料金の例です(2026年7月確認・各社の目安であり、そのまま総額になるわけではありません)。
- さくら幸子探偵事務所:基本料金 55,000円(税込)〜 の見積もり型・全国30拠点・女性相談員も在籍
- ALG探偵社:調査員1名1時間 6,600円(税込) の実働課金・解約手数料0円を明記
- 原一探偵事務所:料金は見積もり(人探し・行方調査の実績を掲げ、実額は別ページで案内)
金額の決まり方(情報量と年数で変わる仕組み)や、成功報酬の中身の見方は、人探しを探偵に頼むといくら?で詳しく整理しています。料金全般の考え方は探偵の料金はいくら?をどうぞ。
なお、音信不通の親族を探す目的が、相続の手続き(相続人を確定させる必要がある等)である場合は、相続人の所在調査で、戸籍の正攻法や士業との役割分担も含めて整理しています。
生き別れ・肉親再会を相談できる探偵社
ここからは、人探し・行方調査を扱っていて、料金や届出の情報を公開している探偵社を紹介します。どこも無料で相談でき、契約は不要です。会社ごとに向き・不向きがあるので、そこも添えます。選ぶときは、「探偵は所在の確認まで、会うかどうかは本人同士」「戸籍取得は士業」「安全のために隠れている人は追わない」という線引きをきちんと説明してくれるかも、目安にしてください。
人探し・行方調査を長く手がけ、家族の再会につながった事例を掲げる全国対応の老舗です。手がかりが少ない、年数が経っているケースの相談先に向いています。戸籍・住民票の取得は受けないと明示しています。
原一探偵事務所
- 探偵業届出済
- 全国対応
- 実額を公開
株式会社原一(1977年設立・業歴およそ49年)/全国に拠点
- 料金
- 時間制・定額などの実額を公式サイトで公開
- 届出
- 探偵業の届出あり/行政処分の公表なし
- エリア
- 全国対応
- 気になる点
- 規模が大きいぶん費用は安くはない。見積もりの内訳(経費が込みか別か)を確認
- 相談は無料
- 契約は不要
全国に拠点があり、女性の相談員も在籍する大手・老舗です。繊細な事情を落ち着いて相談したい、という場合の選択肢になります。
さくら幸子探偵事務所
- 探偵業届出済
- 全国対応
- 諸経費コミコミ
株式会社アイ・アイ・エス(創業1988年)/全国30拠点
- 料金
- 55,000円(税込)〜・諸経費コミコミの見積もり型
- 届出
- 各支店で探偵業の標識を公開/行政処分の公表なし(確認範囲)
- エリア
- 全国対応(30拠点)
- 気になる点
- 時間単価・パックの実額は見積もりまで出ない。解約・返金の条件が公式に見当たらないので、契約前に書面で確認
- 相談は無料
- 契約は不要
弁護士法人のグループに属する探偵社です。音信不通の親族を探す目的が相続などの法的な手続きにつながる場合に、所在の確認からその先へつなぎやすい体制です。解約手数料0円を明記しています。
ALG探偵社
- 調査員1名1時間6,600円(税込)
- 解約手数料0円を明記
- 弁護士法人グループ
株式会社アヴァンセ・インテリジェンス(弁護士法人ALGグループ・資本金6,000万円)/9拠点の届出番号を公開
- 料金
- 調査員1名1時間6,600円(税込)・実働課金/解約手数料0円を明記
- 届出
- 9拠点の届出番号を公開・調査業協会の名簿でも確認/行政処分の公表なし(確認範囲)
- エリア
- 全国対応(9拠点)
- 気になる点
- 「解約0円・即日返金」を担保する特商法・規約ページが公式に見当たらない(訴求はサイト本文)。交通費は実費・完全成功報酬はなし。会社概要に代表者名の記載がない
- 相談は無料
- 契約は不要
複数の会社を一度に比べたいときは、探偵社の比較もあわせてどうぞ。
当サイトの掲載基準について
当サイトでは、次の条件を満たす会社だけを紹介しています。広告費の多さで順番を決めることはしていません。
- 探偵業の届出番号、または審査の基準を公開している
- 料金の体系を公開している
- 国民生活センターなどの行政処分・注意喚起が公表されていない
- 解約・キャンセルの条件がはっきりしている
人探しでは、「必ず見つかる」といった成果をうたう業者や、戸籍を代わりに取れると持ちかける業者、安全のために隠れている人でも探すという業者に注意が必要です。だからこそ、できること・できないことの線引きを正直に説明できる会社かを、先に確かめてほしいと考えています。各社の開示ぶりを採点した一覧は探偵社の情報開示スコアにまとめています。
よくある質問
幼い頃に生き別れた親やきょうだいを探したいです。探偵に頼めますか?
はい、人探しは探偵の中核の業務です。過去の住所や共通の知人、卒業名簿などの手がかりから、今どこにいるか(所在・存命か)を確かめる調査を行います。ただし、手がかりが少なかったり、別れてから長い年数が経っていたりするほど、難しくなります。まずは自分で分かる範囲を整理し、それでも行き詰まったら探偵に相談する、という順番がおすすめです。なお、戸籍や附票をたどる手続きは、条件によっては自分や一定の親族でも請求できますが、代理で取得するのは弁護士や行政書士などの士業の仕事で、探偵は取得できません。
見つかったら、すぐに会いに行ってもいいですか?
いったん立ち止まることをおすすめします。長い時間が経っていると、相手にも今の生活や事情があり、会いたくない・そっとしておいてほしいと考えていることもあります。いきなり訪ねると、相手を驚かせたり、かえって心を閉ざさせたりしかねません。手紙などでワンクッションを置き、相手の気持ちを確かめてから、というのが穏やかな進め方です。探偵ができるのは所在を確かめるところまでで、会うかどうかは、あくまで本人同士のことです。
DVから逃げた家族や、別れた交際相手も探してもらえますか?
いいえ。安全のために身を隠している家族を追う調査や、別れた交際相手の居場所を突き止める調査は、探偵は引き受けられません。ストーカーやDVの防止の観点から、受けられないものとされています。人探しは「会いたい」という気持ちがあっても、相手の安全や意思を損なう形では行えません。この線引きをきちんと説明してくれる会社を選んでください。
養子に出された自分の実の親を探したいのですが、可能ですか?
難しさや必要な配慮は、事情によって大きく変わります。とくに特別養子縁組などで戸籍上のつながりが分かりにくくなっている場合は、相手の生活や気持ちへの配慮が欠かせません。まずは、養子縁組を扱った専門機関や、詳しい弁護士に相談することをおすすめします。そのうえで、所在を確かめる部分で探偵の調査が役に立つ場面があります。ここでも、いきなり接触しない・相手の意思を尊重する、という姿勢が大切です。
費用はどのくらいかかりますか?
人探しの費用は、持っている手がかりの量と、別れてからの年数で大きく変わります。手がかりが多く年数が浅いほど抑えられ、少なく古いほど高くなる傾向があります。金額の決まり方や相場、成功報酬の中身の見方は、人探しの費用の記事で詳しく整理しています。探偵社では、たとえばさくら幸子探偵事務所が基本料金55,000円(税込)〜の見積もり型、ALG探偵社が調査員1名1時間6,600円(税込)と公開しています。いずれも各社の目安なので、無料相談で自分のケースの見積もりを取って確かめてください。
まとめ
- 生き別れた家族・肉親の人探しは探偵の中核の業務。過去の住所や知人などの手がかりから、所在・存命を確かめる
- 手がかりが少ない・年数が経っているほど難しくなる。戸籍・附票の代理取得は士業の役割で、探偵はできない
- いちばん大切なのは再会のときの配慮。見つかっても、いきなり訪ねず、手紙などでワンクッションを。会うかどうかは本人同士のこと
- DVから逃げた家族や別れた交際相手を追う調査、差別につながる調査は、探偵は引き受けられない。特別養子縁組がらみはとくに慎重に
- 費用は「手がかりの量 × 年数」で変わる。相場や成功報酬の見方は人探しの費用の記事へ
会いたいという気持ちには、長い時間の重みがこもっています。だからこそ、探す側の思いと同じくらい、探される側の立場を大切にしたい。まずは手がかりを整理し、行き詰まったら所在の確認を探偵に。そして再会は、相手の気持ちに配慮して、一歩ずつ。相談は無料なので、まず話を聞いてもらうだけでも構いません。
参考情報
- 探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov 法令検索)/警視庁「探偵業法の概要」
- ストーカー行為等の規制等に関する法律/配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)
- 戸籍法(戸籍・附票の請求/士業の職務上請求)/各自治体の戸籍・住民票の取扱い
- 原一探偵事務所・さくら幸子探偵事務所・ALG探偵社 各公式サイト(人探し・行方調査、料金の記載/2026年7月確認)
- 当サイト調査記事:人探しを探偵に頼むといくら?/探偵の料金/相続人の所在調査/探偵社の情報開示スコア/探偵社の比較
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