でっち上げ・濡れ衣で加害者にされそうなとき、探偵にできること|当たり屋・美人局の相手特定と、事実の集め方
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身に覚えのないことで、加害者にされそうになっている。当たり屋や美人局のような手口で金銭を求められている。あるいは職場で、やってもいないパワハラやハラスメントをでっち上げられた——。理不尽な立場に立たされ、どう身を守ればいいのか分からないまま、このページを開いた方が多いと思います。
結論から言うと、探偵にできるのは「潔白を完全に証明する」ことではありません。できるのは、身の潔白を裏づける客観的な事実——当日の行動、第三者の目撃、相手の言動や身元など——を、合法な範囲で集めて報告するところまでです。
何かを「していない」と100パーセント証明するのは、法律の世界でも難しいとされています。だからこそ探偵の役割は、こちらの言い分に沿う事実を一つずつ積み上げること、と考えてください。
そのなかで探偵が最も力を発揮するのが、当たり屋や美人局のように、仕組んで金品を要求してくる相手の身元・素性・常習性を確認する場面です。
一方で、相手への警告や示談、賠償の請求、刑事告訴の代理は弁護士の役割で、探偵はできません。すでに刑事事件になっている(被害届が出た・取調べを受けている)なら、まず刑事弁護に強い弁護士へ相談するのが先です。
この記事では、探偵が力になる場面とならない場面、でっち上げが法律の上で何にあたりうるか、費用の目安、そして先に頼れる相談窓口までを、線引きを明確にして整理します。
! ここに注意
先にお伝えします。すでに警察が動いている(被害届が出された・取調べを受けている・逮捕された)場合は、探偵より先に、刑事弁護に強い弁護士へ相談してください。身の危険を感じるなら、緊急でないときの相談専用ダイヤル#9110、緊急時は110番へ。
そして、「誰かに陥れられている気がする」という不安が強い一方で、確かな根拠が見当たらない場合は、まず信頼できる人や、かかりつけの医療機関に話してみてください。不安につけ込んで高額な調査をすすめる悪質な業者もいます。探偵の調査は、具体的な事実がある場合に、それを合法な範囲で確かめる役割です。
先に結論:探偵が力になる場面・ならない場面
✓ ここが要点
同じ「でっち上げ・濡れ衣」でも、探偵が力を発揮するかどうかは場面で変わります。
仕組んで金品を要求してくる相手(当たり屋・美人局など)の身元・素性・常習性の確認 → 行動調査・素行調査で外からたどれる。探偵が最も力を発揮する場面 でっち上げ・濡れ衣への反証 → 潔白そのものの完全証明はできないが、反する客観的な事実(当日の行動・第三者の目撃・相手の言動)を集める補助はできる 相手への警告・示談・賠償請求・刑事告訴、刑事事件の弁護 → 弁護士・警察の役割。探偵はできない
つまり探偵は、「相手が誰か」「相手が何をしているか」という事実を確かめる役です。集めた事実を、弁護士や警察につないで、合法的に身を守っていく——この二段構えが基本になります。
どこに頼むか迷う段階なら、会社ごとに料金や届出の開示ぶりを先に見比べておくと選びやすくなります。探偵社の情報開示スコアを入口にする方法もあります。
なぜ、感情で反論する前に事実を押さえるのか
「あいつが仕組んだに違いない」「言い返してやりたい」——理不尽な立場に置かれれば、そう思うのは当然です。それでも、確証のないまま動くのは危険です。理由は3つあります。
1つ目は、思い込みで名指しすると、立場が逆転しかねないからです。証拠のないまま「あなたが仕組んだ」と広めれば、たとえ相手に非があっても、今度はこちらが名誉毀損の側になってしまうことがあります。まず必要なのは、「本当は誰が、何をしたのか」という事実です。
2つ目は、感情的に動くと、かえって不利に見えるからです。とくに労働のトラブルや刑事の場面では、冷静に事実を積んだ側のほうが、話し合いでも手続きでも通りやすくなります。
3つ目は、弁護士も警察も、事実がないと動きにくいからです。「いつ・どこで・誰が・何をしたか」という具体的な事実があるほど、その後の反論も、相手の責任を問う手続きも前に進みます。
だからこそ、感情で動く前に、外から合法に確かめられる事実を押さえる。この順番が、遠回りに見えて確実です。
探偵が力を発揮する場面:仕組んだ相手(当たり屋・美人局)の特定
当たり屋は、わざと接触事故を起こして賠償金や示談金を求める手口です。美人局(つつもたせ)は、異性関係を装って接触させ、「警察に言う」「家族や会社にばらす」などと脅して金品を求める手口です。近年は、この2つを組み合わせた手口も報じられています。
こうした相手には、共通した特徴があります。同じ人物が、相手を変えて繰り返していることが少なくないのです。
だからこそ、探偵の調査が活きます。相手の身元・素性、これまでに同じことを繰り返していないか(常習性)を、外から合法に確かめられる数少ない手段が、探偵の行動調査・素行調査だからです。
✎ 私の調査メモ
探偵の行動調査・素行調査は、探偵業界の団体でも「対象の人物が、いつ・どこで・誰と接触し、どう行動しているかを明らかにする調査」と説明されています(日本探偵業協会ほか公式・2026年7月確認)。
- 相手が本当は誰で、どこで何をしている人物か(身元・素性)
- 同じ手口を、ほかでも繰り返していないか(常習性の手がかり)
- 要求の場面で、実際にどんな言動をしているか
こうした外形的な事実を、聞き込み・尾行・張り込みで確かめていく調査は、この枠の中に入ります。ただし、探偵は「必ず特定できる」と約束はできません(成果の保証は探偵業法上できません)。あくまで、合法な範囲で事実を確かめる役です。
金銭を要求されている時点で、恐喝や詐欺にあたりうる可能性があります。相手が誰か分からなくても、まず警察に相談しておくことが大切です。探偵の調査は、その相談や、弁護士を通じた対応を、事実の面から支える位置づけになります。
とくに美人局で、いま実際にお金を求められている、どう対処すればいいか迷っている、という段階の方は、美人局に遭ったときの対処の順番を先にご覧ください。払う前の動き方を、順番に整理しています。
濡れ衣・でっち上げに、探偵は何ができるか
職場でのパワハラやハラスメントを、やってもいないのにでっち上げられた。事実と違う告発をされた——。こうした場面でも、探偵にできることと、できないことがあります。
探偵が集められるのは、こちらの言い分に沿う、外から確かめられる客観的な事実です。たとえば次のようなものです。
- 問題とされた時間に、実際にはどこで何をしていたか(当日の行動)
- その場を見ていた第三者がいるか、どんな状況だったか
- 相手が、周囲にどんな話をしているか(言動の実態)
これらを積み重ねることで、事実と違う主張に対して、反する材料をそろえていくことができます。
! ここに注意
ただし、大事な線引きがあります。
探偵は「潔白そのもの」を完全に証明することはできません。何かを「していない」と100パーセント示すのは、法律の世界でも難しいとされているためです。探偵ができるのは、反する客観的な事実を集めるところまでです。「潔白を証明します」と断言する業者には注意してください。
また、職場内での会話を無断で録音・盗聴する調査を代行させることはできません。無断で立ち入っての盗聴などは違法になりえます。探偵が扱うのは、あくまで社外での行動・身元・素行といった、外から合法に確かめられる事実です。職場での録音は、まず自分自身が当事者として記録する方法が基本になります(この点はパワハラ・セクハラの証拠の集め方で整理しています)。
そして、すでに刑事事件になっている場合は、主役は刑事弁護に強い弁護士です。探偵は、その弁護活動を支える事実収集の補助にとどまります。
探偵にできないこと・やってはいけないこと
ここが、頼む先を間違えないための一番大事なところです。
! ここに注意
探偵は、相手への警告や謝罪の要求、示談の交渉、損害賠償の請求、そして刑事告訴の代理はできません。これらは弁護士や警察の領域で、探偵が報酬を得て代理すると弁護士法72条にふれます。
そして、事実を確かめられたとしても、その相手を、こちら自身がSNSなどで晒したり、言いふらしたりするのは避けてください。たとえ相手に非があっても、今度はこちらが名誉毀損などの加害者になってしまうおそれがあります。探偵の調査結果は、探偵業法でも違法・差別的な目的に使わないことが前提とされています。
確認できた事実は、弁護士・警察を通じた合法的な解決のために使う。これが原則です。「仕返し」は、新たな争いを生むだけになりがちです。
でっち上げ・濡れ衣は、法律の上で何が問題になるのか
こちらを陥れる行為は、状況によっては相手の側が法律にふれる可能性があります。相手にどう向き合うかを考えるために、骨格だけ押さえておきます。
✎ 私の調査メモ
関係しうる主な罪の枠組みです(2026年7月時点の一般的な整理であり、個別のケースの法的判断ではありません。あたるかどうかは事実関係しだいで、判断には弁護士の関与が要ります)。拘禁刑は2025年6月からの呼び方で、それ以前は懲役と呼ばれていた刑です。
- 虚偽告訴:人に刑事や懲戒の処分を受けさせる目的で、うその告訴・告発・申告をする行為は、虚偽告訴罪にあたりうるとされ、法律では3月以上10年以下の拘禁刑が定められています(刑法172条)
- 恐喝:脅して金品を求める行為(美人局などの脅しの場面)は、恐喝罪にあたりうるとされ、10年以下の拘禁刑が定められています(刑法249条)
- 詐欺:うそで相手を錯覚させて金銭を得る行為(当たり屋が事故を装う場面など)は、詐欺罪にあたりうるとされ、10年以下の拘禁刑が定められています(刑法246条)
- 名誉毀損:公然と具体的な事実を示して人の評判を落とす行為は、名誉毀損罪にあたりうるとされ、3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が定められています(刑法230条)
(出典:刑法172条〔虚偽告訴等〕・246条〔詐欺〕・249条〔恐喝〕・230条〔名誉毀損〕/2025年6月施行の改正刑法〔拘禁刑〕/2026年7月確認)
どの枠組みにあたるか、どこまで問えるかは事実関係しだいです。だからこそ、探偵で「相手が誰か・何をしたか」の事実を押さえたうえで、弁護士につなぐ、という流れになります。
探偵・弁護士・警察、どう使い分けるか
役割を一覧にすると、こう整理できます。
| 誰が | 主に担うこと |
|---|---|
| 探偵 | 仕組んだ相手の身元・素性・常習性、当日の行動、第三者の目撃などの事実確認と報告 |
| 弁護士 | 相手への警告・示談交渉、損害賠償の請求、刑事告訴の代理、刑事事件の弁護 |
| 警察 | 恐喝・詐欺・脅迫など、事件性のある行為の相談・被害届 |
| 本人 | 当事者としての記録(日時・やりとり・状況)、当日の行動を裏づけるものの保存 |
※ 表は横にスクロールできます
探偵に相談するときも、「うちのケースは、どこまでが探偵の領域で、どこからが弁護士や警察か」を最初に整理してくれる会社を選ぶと、無駄な費用と遠回りを避けられます。刑事事件になっているなら、弁護士と連携できる体制があるかも目安になります。
費用の目安
相手の身元や行動を確かめる調査は、聞き込みや張り込みの手間しだいで費用が動くため、多くの会社が見積もり型です。
✎ 私の調査メモ
公開されている料金の例です(2026年7月確認・各社の目安であり、そのまま総額になるわけではありません)。
- ALG探偵社:調査員1名1時間*6,600円(税込)*の実働課金・解約手数料0円を明記
- さくら幸子探偵事務所:55,000円(税込)〜・諸経費込みの見積もり型
- 原一探偵事務所:料金は見積もり(実額を公式サイトで公開・ケースごとに案内)
総額は「調査員の人数 × 時間 × 日数 + 経費」で決まります。基本料金や時間単価は入口の金額で、調査全体の総額ではない点に注意してください。
料金の決まり方や、見積もりを同じ条件でそろえて比べる考え方は、探偵の料金はいくら?で整理しています。人物の行動を調べる調査そのもののしくみ(何を調べられて何が調べられないか)は、素行調査とは?をどうぞ。
まず頼れる相談窓口
探偵に頼むかを考える前に、状況によっては先に相談したほうがよい窓口があります。
- 警察(#9110):金銭を脅し取られている、身の危険を感じるなど、事件性がある場合。緊急時は110番、緊急でないときは相談専用ダイヤル*#9110*
- 弁護士:相手への警告・示談・賠償の請求、刑事告訴、そして刑事事件の弁護は弁護士の領域です。刑事事件になっているなら最優先で相談を
- 法テラス:0570-078374(法制度・相談窓口の案内。経済的に余裕のない方の無料法律相談などの案内も)
- みんなの人権110番(法務省):0570-003-110(平日8時30分〜17時15分。名誉毀損など人権侵害の相談)
とくに、相手をやめさせる・責任を問うといった対応は、弁護士と警察が担い手です。探偵は、その対応を前に進めるための事実を確かめる役、と位置づけて使ってください。
でっち上げ・濡れ衣を相談できる探偵社
ここからは、行動調査・素行調査・身元確認を扱っていて、料金や届出の情報を公開している探偵社を紹介します。どこも無料で相談でき、契約は不要です。会社ごとに向き・不向きがあるので、そこも添えます。選ぶときは、「探偵は事実の確認まで、交渉や告訴は弁護士・警察へ」という線引きをきちんと説明してくれるかも、目安にしてください。
弁護士法人のグループに属する探偵社です。探偵で事実を確かめたあと、刑事や民事の対応が必要になったときに、弁護士へつなぎやすい体制です。でっち上げや冤罪のように、法的な対応まで見据えることが多い場面に向いています。解約手数料0円を明記しています。
ALG探偵社
- 調査員1名1時間6,600円(税込)
- 解約手数料0円を明記
- 弁護士法人グループ
株式会社アヴァンセ・インテリジェンス(弁護士法人ALGグループ・資本金6,000万円)/9拠点の届出番号を公開
- 料金
- 調査員1名1時間6,600円(税込)・実働課金/解約手数料0円を明記
- 届出
- 9拠点の届出番号を公開・調査業協会の名簿でも確認/行政処分の公表なし(確認範囲)
- エリア
- 全国対応(9拠点)
- 気になる点
- 「解約0円・即日返金」を担保する特商法・規約ページが公式に見当たらない(訴求はサイト本文)。交通費は実費・完全成功報酬はなし。会社概要に代表者名の記載がない
- 相談は無料
- 契約は不要
行動調査・人物特定を全国の拠点で手がける老舗です。仕組んだ相手の身元や素性を確かめたい、実額の見積もりを比べたい、という場合に向いています。いたずら・嫌がらせ調査のページで「身に覚えのない噂」なども対象に挙げています。
原一探偵事務所
- 探偵業届出済
- 全国対応
- 実額を公開
株式会社原一(1977年設立・業歴およそ49年)/全国に拠点
- 料金
- 時間制・定額などの実額を公式サイトで公開
- 届出
- 探偵業の届出あり/行政処分の公表なし
- エリア
- 全国対応
- 気になる点
- 規模が大きいぶん費用は安くはない。見積もりの内訳(経費が込みか別か)を確認
- 相談は無料
- 契約は不要
全国に拠点があり、素行調査・身元調査を扱う大手・老舗です。相手が誰かを外から確かめたい、諸経費込みの見積もりで検討したい、という場合の選択肢になります。
さくら幸子探偵事務所
- 探偵業届出済
- 全国対応
- 諸経費コミコミ
株式会社アイ・アイ・エス(創業1988年)/全国30拠点
- 料金
- 55,000円(税込)〜・諸経費コミコミの見積もり型
- 届出
- 各支店で探偵業の標識を公開/行政処分の公表なし(確認範囲)
- エリア
- 全国対応(30拠点)
- 気になる点
- 時間単価・パックの実額は見積もりまで出ない。解約・返金の条件が公式に見当たらないので、契約前に書面で確認
- 相談は無料
- 契約は不要
複数の会社を一度に比べたいときは、探偵社の比較もあわせてどうぞ。
当サイトの掲載基準について
当サイトでは、次の条件を満たす会社だけを紹介しています。広告費の多さで順番を決めることはしていません。
- 探偵業の届出番号、または審査の基準を公開している
- 料金の体系を公開している
- 国民生活センターなどの行政処分・注意喚起が公表されていない
- 解約・キャンセルの条件がはっきりしている
この分野では、「潔白を必ず証明する」「相手に取り消させる」といった、探偵にはできないこと・約束できないことをうたう業者や、根拠の薄い不安につけ込んで高額な調査をすすめる業者に注意が必要です。だからこそ、できること・できないことの線引きを正直に説明できる会社かを、先に確かめてほしいと考えています。各社の開示ぶりを採点した一覧は探偵社の情報開示スコアにまとめています。
よくある質問
でっち上げや濡れ衣で加害者にされそうです。探偵に頼めば、自分の潔白を証明してもらえますか?
探偵にできるのは、潔白を「完全に証明する」ことではなく、身の潔白を裏づける客観的な事実——当日の行動の記録、第三者の目撃、相手の言動や身元など——を合法な範囲で集めて報告することです。何かが「なかった」ことを100パーセント証明するのは、法律の世界でも難しいとされています。ですから探偵は「反する事実を積む」役、と考えてください。刑事事件になっている(被害届が出た・取調べを受けている)場合は、まず刑事弁護に強い弁護士へ相談してください。探偵はその弁護活動を支える事実収集の補助になります。
当たり屋や美人局に金銭を要求されています。相手の身元は探偵に調べてもらえますか?
はい、相手の身元・素性・常習性を外から確認する行動調査・素行調査は、探偵の業務の範囲です。当たり屋(故意に事故を起こして賠償金を求める手口)や美人局(異性関係を装って脅し取る手口)は、同じ相手が繰り返していることも少なくなく、その実態を合法にたどれる数少ない手段が探偵の調査です。ただし、探偵ができるのは事実の確認と報告まで。支払いを断る交渉や、恐喝・詐欺としての刑事告訴は、弁護士・警察の役割です。金銭を要求された時点で、早めに警察にも相談してください。
探偵に頼めば、でっち上げた相手に謝らせたり、賠償させたりできますか?
いいえ。相手への警告、謝罪の要求、示談の交渉、損害賠償の請求、刑事告訴の代理は弁護士の業務で、探偵はできません(弁護士以外が報酬を得てこれらを代理することは弁護士法72条で禁じられています)。探偵の役割は、その前提になる事実——相手が何をしたか、相手は誰か——を確認するところまでです。確認できた事実をもとに、弁護士や警察といった合法的な対応につなぎます。「相手を黙らせる」「必ず取り消させる」とうたう業者には注意してください。
自分を陥れた相手をSNSで晒したり、仕返ししたりしてもいいですか?
おすすめしません。相手を名指しで晒したり、事実として広めたりすると、たとえ相手に非があっても、今度はこちら側が名誉毀損などの加害者になってしまうおそれがあります。探偵の調査結果は、探偵業法でも違法・差別的な目的に使わないことが前提とされています。確認できた事実は、弁護士・警察を通じた合法的な解決のために使ってください。気持ちの上では仕返しをしたくなるかもしれませんが、それは新たな争いを生むだけになりがちです。
「誰かに陥れられている気がする」だけで、確かな証拠はありません。それでも調査を頼むべきですか?
具体的な出来事(金銭の要求・告発・処分など)があるなら、事実を確かめる意味はあります。一方で、強い不安がある一方で確かな根拠が見当たらない場合は、まず信頼できる人や、かかりつけの医療機関に話してみてください。不安につけ込んで高額な調査をすすめる悪質な業者もいます。探偵の調査は、具体的な事実がある場合に、それを合法な範囲で確かめる役割です。
まとめ
- 探偵にできるのは「潔白の完全な証明」ではなく、反する客観的な事実(当日の行動・第三者の目撃・相手の身元)を合法に集めて報告するところまで
- 探偵が最も力を発揮するのは、当たり屋・美人局のように仕組んで金品を求める相手の身元・素性・常習性を確かめる場面。同じ相手が繰り返していることが少なくない
- 相手への警告・示談・賠償請求・刑事告訴、刑事事件の弁護は弁護士・警察の役割。探偵はできない。刑事事件になっているなら、まず刑事弁護に強い弁護士へ
- 虚偽告訴・恐喝・詐欺・名誉毀損は、それぞれ別の枠組みで問題になりうる。どこまで問えるかは事実しだいで、判断には弁護士が要る
- 確認できても、相手をSNSで晒す・言いふらすのは避ける。今度は自分が加害者になりかねない。合法的な解決に使う
- 「陥れられている気がする」不安が強く根拠が薄いときは、まず信頼できる人や医療機関へ。不安につけ込む悪質業者に注意
身に覚えのないことで加害者にされそうになると、いてもたってもいられなくなります。けれど、こちらを守るのは、感情ではなく客観的な事実です。まずは事実を押さえ、刑事の場面なら弁護士へ、仕組んだ相手が見えないなら探偵の調査という選択肢を思い出してください。相談は無料なので、費用の見当をつけるだけでも構いません。
解約リスクを抑えて相談したい場合は
無料相談を受け付けています。契約前に、想定の総額(交通費は実費)と、解約0円の条件を書面で確認してください。
無料相談で見積もりを取る相談は無料・契約は不要。費用の見当をつけるだけでも構いません。
参考情報
- 探偵業の業務の適正化に関する法律(e-Gov 法令検索)/警視庁「探偵業法の概要」
- 弁護士法第72条(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)
- 刑法172条(虚偽告訴等)・246条(詐欺)・249条(恐喝)・230条(名誉毀損)/2025年6月施行の改正刑法(拘禁刑)
- 日本探偵業協会「素行調査の案内」「身元調査とは」(行動調査の定義/2026年7月確認)
- 当たり屋・美人局の手口に関する報道・複数の弁護士事務所による解説(恐喝罪・詐欺罪の整理/2026年7月確認)
- ALG探偵社・原一探偵事務所・さくら幸子探偵事務所 各公式サイト(行動調査・素行調査・身元確認、料金の記載/2026年7月確認)
- 法テラス サポートダイヤル(0570-078374)/法務省 みんなの人権110番(0570-003-110)/警察相談専用電話(#9110)
- 当サイト調査記事:美人局に遭ったときの対処の順番/探偵の料金/素行調査とは?/パワハラ・セクハラの証拠の集め方/探偵社の情報開示スコア/探偵社の比較
決めるまえノート編集部
大きな決断の前に、ひとりで整理する場所
探偵・慰謝料・離婚など、大きな決断を「決める前に」整理するための情報サイトです。記事は公式サイト・公開情報・関係法令を確認して執筆し、事実と評価を分けて書くことを編集方針としています。誤りを見つけた場合は運営者情報の連絡先までお知らせください。